ダニエル・デイ=ルイスいろいろ

先日のアカデミー賞で史上初となる3回目の主演男優賞を獲ったダニエル・デイ=ルイス。良い俳優です。
前にも書いているけど、一番好きな俳優だろうと思います。「リンカーン」自体は、その他の賞はほぼほぼ逃しましたが、それでも楽しみです。

出演作が少なく、途中ブランクもあり、日本での知名度がいまいちかなあと個人的に思ったりしていたのですが、今回のオスカーは名優としての評判を決定的にしただろうと思います。というか、もうレジェンドでしょう。これを機に興味を持つ人もいるんじゃないかということで、以下に主要作品をちょっと紹介してみます(リンクはアフィになっております)。

まず、入門編というか、わかりやすい作品を2つ。
ラスト・オブ・モヒカン ディレクターズカット [Blu-ray]
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父の祈りを 【ザ・ベスト・ライブラリー1500円:2009第1弾】 [DVD]
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「ラスト・オブ・モヒカン」は良いです。アクションとまではいかないものの、ダニエル・デイ=ルイスにしては珍しい系統の映画。この頃(90年代)ネイティブアメリカン系映画が流行った記憶があるのだけど、その中では一番好き。若くて精悍なダニエル・デイ=ルイスはとても魅力的。義理の弟、親父も良い。ラストで涙すること間違いないです。

「父の祈りを」は、アカデミー賞獲ってても全然違和感のない、社会派で感動的なドラマ。ヒューマン系の感動話が好きな方は是非。「ショーシャンクの空に」とか好きな人とか、良いんじゃないだろうかと思ったりもする。もうちょっとテーマは重たいですけど。ダニエル・デイ=ルイスはもちろん素晴らしい演技です。親父も良いです。父と子。良いです。

続いて、ダニエル・デイ=ルイスの演技力がわかりやすいのではという2作。

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この2作は濃いです。前回オスカーを獲った「ゼア・ウィル・ビー・ブラッド」。前に感想を書きましたが、重厚です。ダニエル・デイ=ルイスの演技は圧巻です。ぐいぐい迫ってきます。疲れた日に見るのはオススメできないです。今日は濃いめで、という時に是非。

「ギャング・オブ・ニューヨーク」も、濃いです。というかダニエル・デイ=ルイス演じるブッチャーが怖すぎです。本来はディカプリオが主演だったんだけど、何故かダニエル・デイ=ルイスが主演男優賞でいろいろノミネートされたりしちゃったという作品で、完全に主役の座を奪ってます。画面での存在感が異常。

この2作を見ると、ラスト・オブ・モヒカンの爽やかな彼はどこへ行ったのだろうという感じがします。全然別の人。若い頃にはカメレオン俳優なんて言われ方もしたくらいに、演じる役によって全然印象が変わります。その辺が面白い俳優さんだな、と興味を持ったきっかけでした。そんなダニエル・デイ=ルイスを更に堪能したい、という人に。

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存在の耐えられない軽さ [DVD]
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「眺めのいい部屋」はファンの多い映画じゃないかと思います。ジェームズ・アイボリー監督。英国上流貴族の恋愛というか青春というか、そんな映画で映像もとても綺麗です。ちょっと初々しい恋の話は、いつ見ても良いものです。ダニエル・デイ=ルイスはというと、脇役で貴族の青年をシシルを演じていて、これが何とも言えない良い役です。天然というか育ちが良いというか、ああこの人お坊ちゃんだ、という感じ。好きです。

「マイ・レフトフット」はダニエル・デイ=ルイスが初めてアカデミー賞を獲った映画でもあります。障害者を変に美化しないで、ひとりの人間として悩みや葛藤や時にずるさみたいなものを描いているという面で、とても良心的な映画です。これまたすごい演技をしていますが、子供時代を演じている子役にもちょっとびっくりします。彼にも何か賞をあげたいなと、見た当時に思いました。
ついでに、この時のアカデミー賞での彼はとてもシャイで素敵です。スタンディングオベーションで迎えられているのが、とても印象的。リスペクトされてますね。

「存在の耐えられない軽さ」は、長いです。173分、約3時間。エロティックなシーンが話題になったという説明もありますが、そこまでじゃないかなと。ジャケットはそんな感じですが。掴み所の難しい作品で、人によっては「なんでそうなるの?」と思う振る舞いや決断だったり、でも何となく、そんなもんかなあと思えてきたり、男と女は難しいねえといろいろ考える作品です。ダニエル・デイ=ルイスとレナ・オリン、そしてジュリエット・ビノシュの3人でほとんど話が進み、それぞれが派手ではないですが良い演技をしていて、それだけでも見る価値はあるんじゃないかと。トマシュはとても優男で、それをとても自然に演じるダニエル・デイ=ルイスは、ちょっと嫉妬するくらい良い男です。

他にも紹介したい作品は何作かありますが、とりあえず7作品。是非。

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